5.212020
トーキングブルースナイト
主任です。
先週の土曜日、アナウンサーとして知られる古舘伊知郎氏が、
2014年に開催したトークライブ『古舘伊知郎 トーキングブルース』の模様が、
YouTube上で期間限定配信されました。
以前より、古舘氏の「実況」に対し、興味と敬愛の念を抱いていた私は、
午後十時という遅い時間での配信ではありましたが、
リアルタイムで視聴させていただきました。
当時、古舘氏は既に還暦を目前に控える年齢でしたが、
その立て板に水の喋りはまるで衰えておらず、
二時間以上の公演だったにも拘らず、
ひたすらノンストップで喋り続けていました。
その体力、記憶力の凄まじさ。感服するばかりでした。
とりわけ胸に響いたのは、終盤のくだりです。
先立った身内や友人たちとの記憶や感情を静かに爆発させながら、
懇々と語る姿はたまらないものがありました。
いつの日か、私が死んでしまったとき、
どれほどの無念を残さずにいられるのか……。
これからの人生を生きる上で、
何かを学ばせていただいたような気がいたします。
……気がした、だけではいけないんですけどね。
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