ブログ

トーキングブルースナイト

主任です。
先週の土曜日、アナウンサーとして知られる古舘伊知郎氏が、
2014年に開催したトークライブ『古舘伊知郎 トーキングブルース』の模様が、
YouTube上で期間限定配信されました。
以前より、古舘氏の「実況」に対し、興味と敬愛の念を抱いていた私は、
午後十時という遅い時間での配信ではありましたが、
リアルタイムで視聴させていただきました。
当時、古舘氏は既に還暦を目前に控える年齢でしたが、
その立て板に水の喋りはまるで衰えておらず、
二時間以上の公演だったにも拘らず、
ひたすらノンストップで喋り続けていました。
その体力、記憶力の凄まじさ。感服するばかりでした。
とりわけ胸に響いたのは、終盤のくだりです。
先立った身内や友人たちとの記憶や感情を静かに爆発させながら、
懇々と語る姿はたまらないものがありました。
いつの日か、私が死んでしまったとき、
どれほどの無念を残さずにいられるのか……。
これからの人生を生きる上で、
何かを学ばせていただいたような気がいたします。
……気がした、だけではいけないんですけどね。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    カテゴリー

    ページ上部へ戻る